まじかるブログ
「記録に残す」と「記憶に残す」の違いとは?参観クッキングを見ていて思ったこと。
《まじかるれっすん》には年に2回、参観クッキングという授業があります。
参観クッキングでは 参観される親御さんの料理も 子どもたちは一緒に作ります。
子どもたちは参観される方のために 普段より張り切って料理を作ります。
「美味しいって言ってくれるかな?」 「喜んでくれるかな?」
テンションMAXだった女の子2人組ですが 途中から様子がおかしいのに気が付きました。 お母さんがいる方をチラチラ見ながら 不満げに2人でブツブツ言っている様子です。 気になったので、ちょっと様子を見に行ってみました。
「お母さん、私らに興味ないんだよ、きっと」 「全然こっち見てないし、お喋りに夢中だもん」
2人はこんなことを話しながら親子丼を作っていました。 それでも、手を休めずに一生懸命作っています。
その後も気になったので様子を見ていましたが お母さん方がお喋りを中断したのは 料理が完成した時だけでした。 出来た料理の写真を撮る為です。
写真に撮って【記録に残す】ことも非常に重要だと思う。 でも作業していた娘たちの姿が【記憶に残る】ことはない。 だって、見てないのだから。
あなたの娘さんは あなたの為にも頑張ってます。
お友達とのお喋りも大事だと思うけど 頑張る娘さんの姿も 是非とも記憶に残してもらえたらと思うのです。