まじかるブログ

ちょっといいお話

もう2年近く子ども料理教室に通っている小5男子のAくん。


同じ学校からまじかるれっすんに参加している子はいません。

口数は少なく黙々と作業を進めるタイプ。

上級者クラスに関心があり不安ながらも体験してみることになりました。







一方 まじかる歴3年、小6男子の先輩Bくん。

彼も同じ学校から教室に参加しているお友だちはいません。

優しく、人懐こく、よく気が付くタイプ。

上級者クラスに通いつつ

まだ受けていないレギュラークラスのレッスンにも参加しています。


そんな2人、次の上級者クラスのレッスン日は同じ日。




レギュラークラスで初めて顔を合わせたこの日

私は先輩Bくんに声をかけました。


「今度、上級者クラスに体験で参加するAくん、
 
 5年生なの、よろしくね」


「そうなんだ!」と言った後、

 Aくんの方を向いて

「よろしく〜」 と言いながら会釈しました。

Aくんも先輩Bくんにペコリ。


すると先輩Bくんは「見て良いよ」

とレシピファイルを取り出し彼に渡しました。


宿題で作ったものの写真が貼ってあるもので、

どんな物を作るのかが一目でわかります。




その日の夕方、Aくんのお母様より

「いろいろ教えてもらったようで

『上級者クラスでは お弁当も作れるようになるらしいよ!』

と言ってました。」

とご連絡を頂きました。



 先輩Bくんは経験からAくんの不安や緊張を理解し、


「大丈夫だよ!」と伝えたかったのでしょう。



気持ちがほっこりするちょっといいお話でしょ。






<書いた人>

  

 鈴木真理

 ≪食育指導士・マジカルクッキング主宰・子ども料理教室まじかるれっすん代表≫
 我が子の闘病をきっかけに健康食への試行錯誤が始まる。
 やがて「家庭料理教室イージーキッチン」を設立

 大人の料理教室マジカルクッキング、子どものための料理教室まじかるれっすん、
 天然醸造のお味噌作り教室、塩だけで漬ける梅干し教室などを開催中。
 忙しい方やお料理苦手な方の毎日のご飯づくりが楽になるお手伝いをしています。
 


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