まじかるブログ
何気ない家族の風景【お兄ちゃんと妹】
今月はお家の方にお料理を作っている様子をご覧頂く参観月。
参観される方はお母さんが多いですが、
パパもいらっしゃいます。
中にはパパとママのどちらが参観するか、
バトル、いやいや話し合ったお家もあったようです。笑
この日、
女の子のママがお仕事で来られなくなり
代わりに来てくれたのはお兄ちゃん(中3)。
大人の中にいることが面倒に思えるお年頃なのに
妹ちゃんのために来てくれただけで有難い。
まじかるれっすんには兄弟姉妹で
通ってくださるご家庭が何組があり
このご兄妹もそうです。
と言ってもお兄ちゃんはもうまじかるを卒業。
久しぶりの再会でした。
ロコモコ丼は
お兄ちゃんが在籍していた頃にはないメニュー。
お兄ちゃんの目は点に…。
そろそろ盛り付けに取り掛かる頃、
お兄ちゃんにお持ち帰り用の容器に
ご飯を詰めるお手伝いをお願いしました。
こどもたちはホントに感染予防が
身に付いているのですね。 感心しました。
私は特に指示していないのに
ちゃんと手の消毒をしてから
作業に取り掛かりました。エライ!
ご飯を盛ったら表面を少し平らにして、
各テーブルに運んでくれました。
この一手間をさり気なくやってしまうお兄ちゃん!
流石、まじかるの卒業生です。
『ありがとね〜。助かりました。』
そして、
妹ちゃんはお兄ちゃんのために
美味しそうなロコモコ丼を仕上げました。
なんとも言えない
ジワっとした温かさが伝わってきませんか?
レッスン後、お兄ちゃんは
場所を提供してくださっている
カフェのソフトクリームを
(これがとても美味しいのです)
ふたつテイクアウト。
ソフトクリームを握り、肩を並べて帰りました。
とても微笑ましい!
ふたりにとって、この日は特別ではなく、
記憶に残らないかもしれません。
お兄ちゃんがいつか大人になって
ロコモコ丼を食べて妹ちゃんのロコモコ丼
を思い出してくれたらいいなぁ〜
妹ちゃんがいつか大人になって
ソフトクリームを食べた時に
お兄ちゃんが来てくれた日のことが蘇ったらいいなぁ〜
ふたりの後ろ姿を見送りながら、
そんなことを思いました。
<書いた人>
鈴木真理
≪食育指導士・マジカルクッキング主宰・子ども料理教室まじかるれっすん代表≫
我が子の闘病をきっかけに健康食への試行錯誤が始まる。
やがて「家庭料理教室イージーキッチン」を設立
大人の料理教室マジカルクッキング、子どものための料理教室まじかるれっすん、
天然醸造のお味噌作り教室、塩だけで漬ける梅干し教室などを開催中。
忙しい方やお料理苦手な方の毎日のご飯づくりが楽になるお手伝いをしています。