まじかるブログ

ふたつの筍ご飯

 

掘りたての筍を頂き、思い出しました。





10年程前までは住まいの裏側に竹薮があり、

GWの頃には筍掘りをしていました。

地面から筍の先が出ていないものを見つけるのが面白く

藪の中で靴底に当たる感触を確かめながら筍を探したものです。



その年に掘った筍で作る最初の料理はなぜかいつも筍ご飯。



私の実家の筍ご飯は炊き込みご飯




出汁の効いた炊き込みご飯は

お米一粒一粒に旨味が染み込み

筍の歯触りがアクセントになる

大好きな炊き込みご飯です。



夫の家の筍ご飯は混ぜご飯




濃く味付けた筍を

炊き立てのご飯に混ぜて

暫く置いて馴染ませます。

一口毎に味が変わり

飽きずに食べられます。





生まれ育った頃の味は

大人になると懐かしいものですが、

結婚して30年も経つと

夫の家の味にも馴染み

今では2種類作ってしまうのでしょうね。



因みに子どもたちには

夫の家の筍ご飯が人気です。


皆さんにはどんな懐かしい味があるのでしょう。





<書いた人>

  

 鈴木真理

 ≪食育指導士・マジカルクッキング主宰・子ども料理教室まじかるれっすん代表≫
 我が子の闘病をきっかけに健康食への試行錯誤が始まる。
 やがて「家庭料理教室イージーキッチン」を設立

 大人の料理教室マジカルクッキング、子どものための料理教室まじかるれっすん、
 天然醸造のお味噌作り教室、塩だけで漬ける梅干し教室などを開催中。
 忙しい方やお料理苦手な方の毎日のご飯づくりが楽になるお手伝いをしています。


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