まじかるブログ

ちょっと寂しいけれどまた冬に…

昨年の11月より5ヶ月に渡り開催した手作り味噌教室は 先日今季の日程を終了しました。

大勢の方にご参加頂き楽しく仕込めたことに心から感謝します。 ありがとうございました。 そしてご協力くださった方々にも感謝いたします。

手作り味噌教室は当日よりも前準備がいろいろあります。
それはすべて私の味噌作りのこだわりからなので苦ではありません。
お味噌作りに欠かせない麹、私は生麹を使います。(こだわり・その1)
従って教室開催日の2日前に届くよう手配しますが、届くまではちょっと不安です。

開催前日には大豆を洗い浸水し(こだわり・その2)、当日早朝より火にかけます。
(この作業は会場になるカフェが代行してくださってます。)

いくつかあるお味噌作りの大切なポイントのひとつが大豆の柔らかさ。(こだわり・その3)
大豆を煮ればいいのではなく、味噌作りに適した柔らかさまで煮る、
そこがとても重要なのでみなさんのいらっしゃる時間から逆算して鍋を火にかけます。(こだわり・その4)

大豆が柔らかく煮上がっていることが確認できたらホッ、
安心してみなさんをお迎えする準備を続けられます。

 

 

私がお伝えしているお味噌は自然に任せた天然醸造と言う発酵方法です。(こだわり・その5)
世の中スピードアップで何でも早く、速く、だから早いのが、速いのが当たり前、
私のクッキングでも「無駄を省いて美味しく時短」と時間を節約した調理をお伝えしています。
でもお味噌は違います。
時間をかけてじっくり発酵したものと、加温して発酵を速めたものは元は同じでも 味はまるで違います。
この待つ時間が大切であり、必要なことなのです。

何だか子育てに似ていませんか?
今期も大勢のお子さんたちとお味噌を作りましたが
毎回「ゆっくり大きくなってね」と想いを込めて見送ります。
お味噌と人間を一緒にするな!と怒る方もいらっしゃるかしら?

 

寒い時期にしか作らないお味噌、暫くはお休みです。(こだわり・その6)
毎年お味噌作りが終ると何だかポカンと穴があいたようで寂しくなります。
寒くなったらまたご一緒しましょうね〜。

それぞれのお味噌が美味しく育ちますように…

 

あっ、今年は白味噌があります。
こちらも本物の白味噌です。関心がお有りの方は是非どうぞ

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