まじかるブログ
講師になるためのお勉強(現場に出て解かること)
子ども料理教室まじかるれっすんに在籍する子どもたちの数が多い
松戸本校では開催日毎にメンバーが変わることが殆どです。
低学年ばかり・高学年ばかり・男子だけ・女子だけ
入会したての子どもたちばかり…と偏ることもしばしば。
そして
何事もマイペースでゆっくりな子、何でも1番でないと気がすまない子と性格もバラバラ。
男女や学年或いはレベルのバランスが良い時も無いわけではありませんが稀です。
参加者の条件によっては出来上がりまでのスピードに大きな差が出来てしまうこともあります。
それを上手くコントロールするのも講師の役割りのひとつです。
例えば
何事も丁寧な子は切るのも、混ぜるのも、盛り付けるのも人より時間がかかります。
でも早く早くと急かすのは厳禁!
そんな時は加熱時間をレシピ通りの時間になるよう、或いは短くなるよう火加減で調整します。
なんでも早くやりたい子は切ったものの大きさが大体同じか、混ぜ方にムラがないか
再度チェックする時間を与えたり、ゆっくりな子の様子を見てもらったり
(これは手伝うことではなく見守りです。)と上手く時間調整をしていきます。
具体的に細かなマニュアルがあるわけではなくすべては講師の判断、いわゆる経験値なのです。
どんなにレシピ通りに作る練習をしても、
目の前に子どもがいることを想定してデモンストレーションの練習をしても
先輩たちの経験談を自分のこととして受け止めたとしても
実際の現場に出て観察したり、体験したり、困ってみないと解らないことだらけ。
自分自身で出来る努力を積み重ねた上の現場経験が何より大事なのです。
まじかるれっすんの講師のお勉強の中にはそんなことも含まれており
作り方や言い方を学ぶだけではなく実践に費やす時間が多く設定されています。
実際にやってみないと解らないことを
スクール生として学んでいる内に沢山経験するために学習期間が1年と長いのです。
卒業までに現場に出ることが多ければ多い程教室開講後がスムーズになります。
「学習時間が短く、あとは貴方の責任でどうぞ」というシステムとは違います。
子どもたちにとっては講師の経験値など関係ありません。
皆同じ先生です。
だからこそ現場に入ることで解るもの、見えるものがあり、
子どもたちの優しさが嬉しく感じられそれが励みになるのです。
従って
子ども料理教室まじかるれっすん松戸本校のレッスン開催日には
本校講師の他に新人先生やお勉強中の先生がいて賑やかです。
まじかるれっすんと
まじかるれっすんの講師に関心がある方は
まじかるれっすん開催日ならいつでも見学可能です。
どうぞ子どもたちと先生方とふたつをご覧くださいね。