今月の子ども料理教室まじかるれっすんのメニューは「フライパンケーキ」。

まじかるれっすんには珍しいスイーツ系です。
たまにはおやつも作りたいかなぁ〜
そのまま食べても美味しいけど
デコレーションも楽しんでくれるかなぁ〜
と選んだチョコバナナケーキ。
数か月前、メニュー表を見ながら「早く3月にならないかなぁ〜」
という女子の呟きに喜びました。

さて、フライパンでホットケーキを焼くのは普通のことですから
バナナケーキだって同じでしょう。
子どもでも出来るでしょう。
と思われたでしょうか？

そこはちょっと違うのです。
市販の調合されたミックス粉は
表示された割合を守ればほぼどなたでも出来るようになっています。
そしてフライパンやホットプレートで焼くことが前提です。

まじかるれっすんのフライパンケーキは材料は全て自分で計り
焼きはオーブンではなく身近なフライパンです。
いわゆるパウンドケーキなような焼き菓子をフライパンで作ってしまおうと言うものです。

それって大変なの？
お菓子を作らない方には理解し難いかも知れませんね。

ラーメンで例えると
インスタントラーメンを指示通りに作るのと
自分でスープを取り味を決めて麺を茹でる　くらいの違いがあります。
ご理解頂けるでしょうか？

話を戻して、

オーブンで焼く場合は温度と焼き時間をセットすれば焼けるまで殆ど何もしなくて良いのですが
フライパンで焼く場合は放っておくわけにはいきません。
面倒と言えば面倒かも知れませんがオーブンがなくてもすぐに出来てしまうという利点になります。

お菓子作りと言えばよく計量はきちんとしましょう。とか
小麦粉は2〜3回振るいましょう。とか
サックリと混ぜましょう。とか
バナナはカットしてレモン汁をかけましょう。とかとか…

それが手間だったり、時間がかかったり、散らかったり、洗い物が増えたり・・・

まじかるれっすんではいろいろな魔法で面倒をお楽しみや面白さや驚きに替えてしまいます。
だからみんな楽しそう、出来上がりはどれも美味しそう。
これからも気軽にフライパンケーキを楽しめたら嬉しいです。
そしていつかオーソドックスな作り方を知った時、きっとこっちの方が簡単！と思うでしょう。
そこから難しそう・大変そう・時間かかりそう・・・と思えることも
考え方ややり方を変えれば簡単になるかも・楽しくできるかも・・・と柔軟に考えるヒントになったら良いなぁ～

直径２０センチ足らずのケーキの中に願いを込めて・・・