まじかるブログ

見違えるほどの変化を見せた成長

レギュラークラスを終了して
尚、料理を楽しみたい子が進級する
中級者クラスと上級者クラス。

この2クラスは松戸本校にだけあります。



3年前、年長さんだった彼女は
毎年11月〜翌年3月まで開催される
年長さんのためのクッキングにやってきました。



小柄で大人しく、ちょっと甘えん坊さん。

ひとつ作業が終わると講師が声を掛けるまで
ジッと待っていました。


1年生からはレギュラークラスでのレッスンを続けましたが、
次の作業がわからなくても
自分からたずねることはありません。

やがてレッスンの途中で疲れてしまい、
試食までの体力や気力はほとんど残っていませんでした。


それでも休むことはなく、
お家でもう一度作ってみると言う宿題もきちんとやって来ました。



レギュラー2年のレッスンを終えた彼女は
中級者クラスへの進級を希望したところで
コロナ騒動になり暫くレッスンは中断。



中級者クラスからは
作る量が増え、作業も少しずつ複雑になります。


レギュラークラスのようなお手本はなく、
講師の指示で調理を進めます。


私は
『果たして彼女は料理を楽しめるだろうか』
と危惧しました。


それでも『やりたい!』と言う意志は変わらず
先日、初めての中級者クラスに参加しました。


自分からやる!
と言っただけのことはあり積極的。

わからないことはどんどん質問してきます。

レッスン会場のカフェに流れる音楽に自然と体も動きノリノリで
もう甘え坊さんの彼女ではありません。







課題のグラタンとゴロゴロサラダを仕上げました。






私の危惧は要らぬお節介だったことが恥ずかしいです。




止まることを知らず、成長し続けているこどもたち。


その秘めた力を伸ばすのが私たち講師の役目です。


心底こどもたちを信じることを改めて教えられたレッスンでした。




明日から7月のレッスンが始まります。

今月はどんなドラマに出会えるでしょ~。



 



<書いた人>



鈴木真理

≪食育指導士・マジカルクッキング主宰・子ども料理教室まじかるれっすん代表≫
我が子の闘病をきっかけに健康食への試行錯誤が始まる。
やがて「家庭料理教室イージーキッチン」を設立

大人の料理教室マジカルクッキング、子どものための料理教室まじかるれっすん、
天然醸造のお味噌作り教室、塩だけで漬ける梅干し教室などを開催中。
忙しい方やお料理苦手な方の毎日のご飯づくりが楽になるお手伝いをしています。

 


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