まじかるブログ

お浸しを劇的に美味しくするカンタンな方法


先日、今が旬の絹さやで春のお浸しを作りました。






お浸しは素材そのものの味や香りが楽しめ
我が家では登場回数が多いお惣菜です。


しかし、
一般的には余り人気が無いような気がします。


子ども料理教室まじかるれっすんの上級者クラスでは
お浸しを残す子どもはいません。

美味しいからです。


いったい何が違うのでしょう?


一般的には
食材を茹でて絞って醤油をかけ、
かつおぶしをのせ食卓に並べます。

食べ始める頃には盛った器の底に水が出て、
何となくボケた味になり
更に醤油を足したりしませんか?


それ!
その水分が美味しさの敵なのです。


その水分はしっかり絞れてないからではありません。

醤油をかけることにより、
食材の中に塩分が入るために
余分な水分を追い出すからです。

だから
いくら茹でた後に力を込めて絞っても
味をつけたら必ず水が出てきます。


 
ではどうするのか。



茹でて絞った野菜に先に醤油をかけてよく混ぜます。
醤油の量は味付け用ではないので
普段味付けとして使うよりやや少なめで大丈夫です。


よく混ぜてから絞ってみてください。
さっきしっかり絞ったのに何故?
と思うくらい水が出ますよ。


そして
かつおぶしを混ぜてから味を見て
薄いようなら調味料を足してくださいね。


これだけでいつもよりランクアップしたお浸しになりますよ。

是非、お試しくださいませ。





<書いた人>



鈴木真理

≪食育指導士・マジカルクッキング主宰・子ども料理教室まじかるれっすん代表≫
我が子の闘病をきっかけに健康食への試行錯誤が始まる。
やがて「家庭料理教室イージーキッチン」を設立

大人の料理教室マジカルクッキング、子どものための料理教室まじかるれっすん、
天然醸造のお味噌作り教室、塩だけで漬ける梅干し教室などを開催中。
忙しい方やお料理苦手な方の毎日のご飯づくりが楽になるお手伝いをしています。

 
 


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