まじかるブログ

味噌もどきではない本物のお味噌を見つけてください

まり先生と言ったら 魔法の調理法と子どもクッキング、そしてお味噌ですね。 今日はお味噌のお話です。
お味噌を作り続けて25年 未だに飽きる事はなくお味噌作りが楽しいです。 大豆と麹と塩だけなのに豊かな香りと深い味わい、 そして容器毎に微妙に味が違う面白さが魅力です。

作り方は簡単です。
煮た大豆を潰し塩と麹を混ぜ約半年寝かせたら出来上がり。
たったそれだけなのに、あの香りと味になります。
不思議ですね。

そこには日本の食文化には欠かせない麹と時間が大きく関わっています。
麹が大豆のタンパク質をアミノ酸に変え旨味を増していきますが、
その変化の過程にじっくり時間を掛けたか否か
それによって出来上がりの香りと味が変わります。
仕込むより寝かす過程の方が重要という事になります。
そう考えると仕込む楽しい作業だけであと時々様子を見るだけで
あのお味噌が食べられるって素晴らしい事です。

お味噌は食材にもカラダにも大きな働きをします。
美味しく食べて健康に過ごす為にもお味噌は日々の生活の必需品なのです。

寒い時季に毎年開催するお味噌教室
先日も可愛いお客様と一緒に楽しく仕込みました。
その時間が何とも暖かく和やかで
そんな雰囲気も美味しさに繋がっているといつも感じています。

巷には本来備わったお味噌としての力を持たない味噌もどき
(味噌に見えて味噌じゃないもの)の多いこと、多いこと。
そこには豊かな香りも深い味わいもなく、味噌の塩辛さだけが目立ちます。
どうぞ騙されないで本当のお味噌を見つけてくださいね。

買っても作ってもどちらでも良いのです。
紛い物でないカラダのためになるお味噌を使ってくださいね。

 


過去の記事

全て見る