まじかるブログ
美味しいダシは昆布と◯◯で
今年もあとわずか、
新年を迎える準備で忙しい事と思います。
お正月と言えば『お雑煮』
それぞれのお雑煮で食卓は賑わうことでしょう。
お雑煮に限りませんが
皆さんは『美味しいダシ』はどのように取りますか?
ダシの素はお手軽ですが
市販の『パックダシ』もダシの素と変わらぬ手軽さで使えます。
『パックダシ』は紅茶や緑茶のティーパックのように
かつおや煮干しなどが砕いてパック詰めされています。
かつおダシ・昆布ダシ・混合ダシなどいくつか種類がありますが、
昆布の入っているものを選び
具にあるものを加えると汁の旨味がグンとアップします。
そのあるものとは
きのこ類です。
昆布のグルタミン酸と
きのこのグアニル酸の
うまみの相乗効果は
2倍どころではなく6倍とも9倍とも言われています。
と言うことは
昆布ときのこは常にセットで使えば良い
と言うことです。
でもわざわざダシだけを取るのは面倒ですね。
そこで時短テクニックをご紹介。
鍋に水・パックダシ・肉や魚・野菜(きのこ類は必須)を入れて
具に火が通るまで加熱すればダシの効いた汁が簡単に作れます。
ダシ取りと食材の加熱を一度で済ませることで
ダシの素と同じ手間で天然ダシを取ることが出来ます。
お澄ましなどの繊細なダシが必要な場合には
当てはまらないこともありますが、
家庭の汁物や煮物はこれで充分です。
令和初のお正月
是非余分な物が入らない天然ダシで
今年よりも美味しいお雑煮で新年をお迎えくださいね。
<書いた人>
鈴木真理
≪食育指導士・マジカルクッキング主宰・子ども料理教室まじかるれっすん代表≫
我が子の闘病をきっかけに健康食への試行錯誤が始まる。
やがて「家庭料理教室イージーキッチン」を設立
大人の料理教室マジカルクッキング、子どものための料理教室まじかるれっすん、
天然醸造のお味噌作り教室、塩だけで漬ける梅干し教室などを開催中。
忙しい方やお料理苦手な方の毎日のご飯づくりが楽になるお手伝いをしています。