過日の子ども会のカップケーキ作りでのこと
一人分ずつ材料を用意していると
<何をしてるんだろう？>と子どもたちが集まって来ました。

個々の容器に卵を計り、牛乳を加えていると
「これどうするの？」と聞かれ
「各テーブルに配るの　運んでくれる？」
と言った途端に子どもたちの顔が輝き、動きも機敏になりました。
その動作の早い事早い事！
私の牛乳が間に合わないくらい… 笑



そのお手伝いが済むと
「他には何する？」とまだお手伝いする気満々！

この日は講師2人で20人余りの子どもたちの食材を短時間で用意しなければならず、
お手伝いはとても有り難く、嬉しい気持ちが
「ありがとう」の言葉になり
子どもたちはその感謝の言葉から更にお手伝いしたい気分になったのでしょう。

人に感謝されたり、人の役に立てることは子どもたちにとっても嬉しいことであり、喜びです。

何のご褒美も期待せず、ただ誰かの役に立てることが嬉しいと思える純真な子どもたちの心

子ども料理教室≪まじかるれっすん≫を始めてから度々実感することのひとつです。


お願いしたわけではないのに
率先してお手伝いしてくれる子どもたちから頂いたしあわせは私の宝であり
子どもたちへの恩返しのエネルギーです。


あの日お手伝いをしてくれた子どもたちへ

お手伝いしてくれてありがとうね。
とても助かりました。
そしてとても楽しいカップケーキ作りでした。
あなたたちひとりひとりへのお礼にはならないけれど、
まり先生は元気で明るく諦めない子どもたちがもっともっと大勢育つようにもう少し頑張ります。


<書いた人>



鈴木真理
≪食育指導士・マジカルクッキング主宰・子ども料理教室≪まじかるれっすん≫代表≫
我が子の闘病をきっかけに健康食への試行錯誤が始まる。
やがて「家庭料理教室イージーキッチン」を設立。
大人の料理教室マジカルクッキング、子どものための料理教室≪まじかるれっすん≫、
天然醸造のお味噌作り教室、塩だけで漬ける梅干し教室などを開催中。
忙しい方やお料理苦手な方の毎日のご飯づくりが楽になるお手伝いをしています。