まじかるブログ
子ども料理教室《まじかるれっすん》に通っている小学3年生の男子がお母さんと一緒にお店でランチ♪宿題をやっているか、お母さんにこっそり聞いてみました(・∀・)
子供の自由な発想を邪魔しない事、これが本当に大事です(^^)/
もともと親子で来店されていたうちのお客様が、半年ほど前から子ども料理教室にも入校しました。そんな彼は、うちのお店に来ると必ず【カルボナーラ】を注文します、もうずっと(^^♪逆にそれ以外のものを食べている姿が想像できないくらい(笑)
ですので、彼がゲームに夢中している時にこっそりお母さんに聞いてみました、彼はお家で料理作っていますか?
すると、お母さんは嬉しそうに教えてくれました。
『今月習った【ミネストローネスープ】も作ってくれましたよ~、ただしパスタになっちゃいましたけど(笑)いつもアレンジして作ってくれるんですよ~♪』
???
話を聞くと、彼はレシピ通りに【ミネストローネスープ】の宿題をしたのではなく、なんと自分でアレンジしてミネストローネベースの【トマトソースパスタ】を作ってくれたのだとかΣ(゚Д゚)
元々のレシピでは、具としてちょっとだけ入れていたパスタ・・・・ここから発想を展開したのでしょう!
『もしかしたら、このスープ・・・・パスタになるんじゃね?』
ほんの小さな閃きかもしれない、でもこの閃きの種こそ本当に価値がある物なんです♪
与えられたことだけで満足せず、そこから考えてみる。もっとこうしたら僕好みのものになるのではないか?もっと美味しく出来るのではないか?もっと簡単に出来るのではないか?違う食材でもできるのではないか?スープの量を増やしたらどうなる?減らしたら?
大人になるとある程度先回りして、想像することを遮断してしまいます、新しい事を考え出すより知っている事をする方が楽だし失敗する危険が少ないから。ですが、そうすると新しいアイデアは出なくなってしまいます。
ところが、子供達はそんな事お構いなしに、どんどん自由に発想を膨らませていきます。これは本当に素晴らしい能力なんです。ですから、レシピと少し違っても、子供の思ったようにやらせてあげてほしい。少々失敗しても大丈夫、次こそ美味しいものが出来るでしょうから(・∀・)
今ある事柄に自分の考えを足して新しい事柄を作り出すという習慣は、料理以外のすべての事にも適用できる素晴らしい考え方です。
興味を持つ→考える→実行する→成功or失敗する→たくさん考える→どんどん実行する
これこそ、子ども料理教室《まじかるれっすん》の理念である【子供の生きる力を育てる】事だと僕は思います(・∀・)
因みに彼は、以前習った【ツナのクリームパスタ】をお家で作ってくれた時は、全く具なしのクリームパスタを作ったのだとか・・・【カルボナーラ】の影響かな?(笑)
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