まじかるブログ

「おめでとう」の気持ち

いつも堅い私の記事、今日は緩くプライベートを少し…

私が子どもの頃、お誕生日をみんなでお祝いする習慣は 家庭にもよりますが今程盛んではなかったと思います。 我が家ではケーキすらありませんでした。 自分が家庭を持ち子どもが生まれてからも、 私はこどもたちが大人になるまでお誕生日にプレゼントはしませんでした。 それはある理由からでしたが、そのことについてはいずれまたお話しするとして…

我が家では誕生日プレゼントの代わりにお誕生日の子の食べたいものを作っていました。
エビフライ・唐揚げ・ハンバーグ・いちごのショートケーキ・チョコレートのケーキ…などなど

えーっ、全然特別じゃない! と思われることでしょう。
子どもたちが小さかった頃
第一子を病気で亡くした私は異常なまでに口にするものに神経質で外食は殆どしませんでした。
子どもたちのリクエストはお外のエビフライであり、売ってるようなショートケーキなのです。
でも盛り付けをそれらしくしてお外へは行きませんでした。( 頑なっ!)

今はお誕生日のお祝いもしますが質素です。

そんなお誕生日をみんなでお祝いする習慣のない私が
やりたいことのために一歩踏み出した10年余り、
大勢の方がお祝いしてくださることに毎年びっくりしています。

先日も仕掛けたつもりが仕掛けられ

当日は沢山のお祝いメッセージを頂き

こんなプレゼントまで

物であれ言葉であれ
気持ちのこもったものは喜びが記憶に残ります。
その喜びは時の経過と共に劣化することはありません。

若くて融通の利かなかった頃を振り返り、
子どたちには窮屈な思いをさせたなぁ〜と思いますが
「形ではなく気持ちが大事なんだよ」と言うことを我が子だけでなく
未来ある子どもたちにも伝えていけたらいいなぁ〜と思った今年の誕生日でした。


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