子ども料理まじかるれっすん®  松戸本校は千葉県松戸市にあります。

レッスンに参加される方は松戸市内の方が大数ですが
有り難いことに近隣の県や市から時間を掛けて
ご参加くださる方も少なくありません。



シルバーウィーク初日、
渋滞に巻き込まれ開始時間に遅れて参加した小3男子。


まじかる歴もやがて1年になる彼は
すぐに遅れを取り戻し時間内に仕上げ、
試食もアッと言う間の完食！



そして帰り道
またも渋滞に遭い
帰宅まで2時間もかかったそうです。



もうぐったりのはずが

ここからまた感動が生まれます。



ママからのメールの一部をご紹介します。


『帰りにスーパーに寄ろうと思ったのですが、
渋滞でお互い疲れきり、何処にも寄らずに帰りました。

それなのに、夕飯の支度を始めようと思ったら
「ドライカレー作ろうかな」と。


思ったときにやらねば！！と思い
家にある材料でクッキング開始





途中、集中力を切らしながら、
兄からはちょっかいを出されながら、
２時間近く掛け完成




…が、食べる直前、
醤油を入れ忘れたことに気付きましたが
そのまま食べました。



兄は「８７点。また作ったとき、もっと上手に作るように！」
と願いを込めて。

弟は「おー！！この料理は１００点だ。
作ってくれて、ありがとう」と絶賛


本人は「レッスンの味とちょっと違うと思う。」
と自分の料理を評価。


確かに、材料がちょっと違うから、味も違いますよね。
でも久しぶりに、味を楽しめた夕飯でした。

ご馳走さまでした。』



凄いのは
疲れている中、
2時間かけて料理をしたことだけではありません。


食べる前に醤油の入れ忘れに気づいたこと


食べてみてレッスンとの味の違いに気付いたこと


お兄ちゃんの採点の理由


弟くんの採点と感謝の気持ち


作らせてくださるママの努力と協力




みんなが優しくしあせな気持ちになり
作ってくれた人に感謝できる素晴らしい食卓です。



味だけで判断すれば
最後にお醤油を入れた方が
もっと美味しかったかもしれません。


それでもこのご家族皆さんにとっては
この日のこのドライカレーが1番美味しいのです。



こんな素晴らしい食卓を
一生の内に何度経験できるでしょうか。




料理は心。



まじかるっ子が証明してくれました。



 

＜書いた人>

  

 鈴木真理

 ≪食育指導士・マジカルクッキング主宰・子ども料理教室まじかるれっすん代表≫
 我が子の闘病をきっかけに健康食への試行錯誤が始まる。
 やがて「家庭料理教室イージーキッチン」を設立

 大人の料理教室マジカルクッキング、子どものための料理教室まじかるれっすん、
 天然醸造のお味噌作り教室、塩だけで漬ける梅干し教室などを開催中。
 忙しい方やお料理苦手な方の毎日のご飯づくりが楽になるお手伝いをしています。