まじかるブログ
小学5年生の男の子には小さな妹がいます。4歳の誕生日を迎えた妹は、お兄ちゃんに誕生日プレゼントをリクエストしました。お兄ちゃんは無事にプレゼントを用意できたでしょうか?
『おにいちゃんのつけめんがたべたいの!』
誕生日の近い妹は、お兄ちゃんにプレゼントをおねだりしています。どうしてもお兄ちゃんでなくては叶えられないプレゼント。妹は一生懸命お兄ちゃんにお願いしています。
実はこの【お兄ちゃんのつけ麺】、以前子ども料理教室で習った【つけ麺】を宿題がてら家族全員分を作ったことがあったそう。その時に妹はこの【お兄ちゃんのつけ麺】の大ファンになってしまったのだとか(^^)/
毎日食べたいと主張するも、流石に家族の反対もあり断念(笑)では、せめて私の誕生日には、どうしても【お兄ちゃんのつけ麺】が食べたい!こんな大ファンのリクエスト、あなたなら断れますか?
そこまで食べたいとお願いされたら、期待を裏切らない美味しいつけ麺を作らないといけません!お兄ちゃんはつけ麺の構成を考え始めました。具は何にしよう?妹はお肉が好きだから、チャーシューをたくさん入れてあげよう♪シナチク嫌いだからゆで卵入れよう!一緒に餃子も作ったら、お腹一杯になるかな~?
何日もかけて用意をするお兄ちゃん。妹の分だけ作るのではなく、今回も家族全員分作るので、しっかり計算して買い物しないと足らなくなってしまいます。本当はチャーシューも手作りしたいんだけど、作ったことないから成功するか分かりません。考えた挙句、今回は市販の焼き豚ブロックを購入。太めの生麺、たまご、豚ひき肉、ニラ、長ネギ、餃子の皮など、自作の買い物メモを握りしめながら1人で買い出しです!
そして妹の誕生日、夜ごはん担当のお兄ちゃんですが落ち着かないのか3時ころから台所で作業を開始(笑)ゆで卵を作ったり、餃子をタネから作ったりと忙しそう、まるで主婦のようですね(・∀・)つけ麺の合わせダレも完成したし、準備万端です!本番の段取りも頭の中に入りました、後は落ち着いて作るだけです♪
本番が始まると、アシスタントにはお母さんが入ります。餃子を焼いている息子を、どこか誇らしげに見守るお母さんと妹。そんな家族の視線などお構いなく、お兄ちゃんはテキパキと器に盛りお母さんと妹に渡していきます。
よし!餃子は完成(・∀・)
同時進行で麺を茹でていました、もう少しで茹で上がります。彼は麺の硬さも何度も味見するのだそうです、こだわりを感じますよね!よしっ、と1つ頷いてから一気に麺を湯切りして、合わせダレと手際良く合わせていきます。時間をかけずに家族全員分のつけ麺が完成しました~、お見事!
チャーシュー多めの妹も大満足だったそうで、何かあるたびに【お兄ちゃんのつけ麺】をリクエストするのだそう。最近ではお父さんもお母さんもすっかり【お兄ちゃんのつけ麺】のファンになったそうで、ちょっとお兄ちゃんは大変なんだとか(笑)今度はお父さんと一緒にチャーシューを作ってみようかと話しているそうです、素敵なご家庭ですよね(・∀・)
お互いを思いやる心があって、家族の時間があって、そんな時に料理がそれらをつなぎ合わせる架け橋の様な役目を果たしてくれたら、それが何より嬉しいなと思います。
皆さんも、家族でつけ麺&餃子作ってみませんか?あったかくて美味しい、オンリーワンの家族時間が過ごせますよ~!